10枚 寿司海苔

紹介

海苔は、学名を「アマノリ」といいます。浅い海の岩礁に生育する紅藻の一種で、赤紫、緑紫、黒紫など様々な色があり、乾燥すると紫色になります。食用にも使えることから「紫海苔」と呼ばれています。栄養価が高く、タンパク質29～35％、ヨウ素、各種ビタミン、無機塩類などを含み、味は抜群です。自生する海苔の量は限られているため、主に人工栽培で生産されています。養殖されている主な海苔は、ハイタネンシス（Porphyra haitanensis）とエゾノリ（P. yezoensis）で、それぞれ丸いケーキ状の海苔と海苔の原料となっています。

P. yezoensisは初冬に収穫されます。収穫後、洗浄、脱水、細断、乾燥、そして成形などの工程を経て、一定のサイズに成形されます。2度焙煎することで、寿司用の海苔となり、一般的には「寿司」と呼ばれます。 寿司海苔 このシート状のP.yezoensisを焙煎し、調味機で人工的に味付けし、再び乾燥させると、そのまま食べられるインスタント海苔、すなわち 味付け海苔 .

今日、海苔は世界中で重要な健康的な食生活食品となっています。